昨年12月中旬まで雪の無かった北海道も降り出せば、あっという間に例年以上の積雪に見舞われています。ニュースでは大雪の影響で渋滞が発生起きている、除排雪が遅れているというような報道が連日なされています。
雪に慣れている道民でさえもさすがにうんざりという感じですが、雪国に住む私たちにとっては避けては通ることが出来ません。
しかし、雪が降ることによって夏に水不足になることが無いなど、豊かな大地が保たれている要因の一つでもあります。また、すべてが雪化粧した光景は大変幻想的で冬にしか味わうことが出来ませんね。
「家出れば 人の心も 雪化粧」
一面雪に覆われてしまうと一見すると綺麗に見えますが、実は様々なゴミが隠れているのです。このことは私たちにおいても同じなのではないでしょうか。
ゴミと言うと大変失礼な言い方になってしまいますが、私たちの心の中には欲や怒り、妬む心、嘘を言う、陰口を叩くというような悪しき心があるのではないでしょうか。これをゴミと例えるならば、人様の前に出る時には少しでも自分をよく見せようと取り繕う、つまり雪化粧しているかのように綺麗に見せることもあるのが私たちではないでしょうか。
そんな心も仏教の上からは罪となってゆくのですが、阿弥陀様は「そんなお前でもよい、ただ信じて南無阿弥陀仏と我が名を申す者を必ず救う」と救いの御手を差し伸べてくださり、私たちが知らず知らずに作ってしまう罪をも取り除いてくださるのでございます。
ただ素直に信じてお念仏を申しつつ、あたたかな春を共に待ちましょう。
南無阿弥陀仏 合掌