お盆とお墓参り 令和7年8月

 今年ももうお盆の季節ですね。お盆といえばお墓参りに行くという方が多いかと思います。お盆はご先祖様を偲んでお墓参りに行く、日本でも伝統的な行事であります。しかし、最近はお盆にお墓参りに行く人は減ってきているように思えます。私のお盆での思い出は毎年祖父母や親せきを誘い一族そろってお墓参りをしておりました。そしてお墓参りが終わった後に皆で食事をするのがとても楽しみでありました。他にも普段なかなか会いに行けないおじいちゃん、おばあちゃんに会えるのも楽しみの一つでありました。ご先祖様を思ってお墓参りをして手を合わせるのも大切ではありますが、家族が揃って元気な姿を報告できるのも大切なことではないでしょうか。
 お盆休みという言葉があるように、大体の方はお盆は休日になります。お盆休みという長いお休みがせっかく取れたこの時に、どこかに出かけようと思う方が増えてきていると思います。ずっと働き詰めだから、たまにはゆっくりと何処かで過ごしたい。いつも仕事ばっかりでなかなか家族の相手が出来なかったから、たまにはどこかに連れて行ってあげたい。きっとそういう気持ちがあるのだと思います。もちろんそれもとても良いことだと思います。しかし、お墓参りも疎かにしてはいけないことではないでしょうか?「盆はうれしや別れた人も晴れてこの世に会いに来る」こういった歌があります。
 お盆の時期はご先祖様も私たちの所へ会いに来るとされています。そのためにきゅうりとなすを置物としてお供えします。きゅうりは馬に見立てて少しでも早く私たちの所へ来られるように、なすは牛に見立てて帰りはゆっくり私たちを見ながら帰られるようにと思いを込めてお供えします。お盆はご先祖様も含めて本当に家族がそろうことが出来る日でもあるのではないでしょうか。
 今の時代、仕事や勉強などの忙しさで家族が揃って何かをするということが出来ない方が増えているように思います。だからこそお盆の時は家族皆でご先祖様を思い偲んで、お墓参りをされてみてはいかがでしょうか。