今年ももう8月を迎えることとなりました。8月と言えば全国的にはお盆の季節です。
今年もお盆にご先祖さまのお墓参りに行くという方がたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
ご先祖様を偲(しの)びお墓参りをする。お彼岸と並び、日本人の心にしっかりと根付いた大切な行事です。
私のお寺は墓地に隣接する場所にあります。お盆の8月13日から16日にはたくさんの方々がお墓参りにお見えになります。しかし、住職に聞いてみると、昔に比べてこのごろはお墓参りに来る方がだんだん少なくなっているようです。
確かに今は、昔よりも忙しい方々が多いでしょう。お盆休みが取れずにお墓参りが出来ないという方もいるのかもしれません。しかし、なかにはこのお盆休みを利用して、お墓参りではなく、どこかへ旅行に行くという方もいるのではないでしょうか。
実際に、インターネットで「お盆」と検索してみたところ、一緒に出てきた言葉は「休み」の次は「旅行」でした。
お盆休みという長いお休みがせっかく取れたこの時に、どこかに出かけようと思う方が多いようです。
ずっと働き詰めだから、たまにはゆっくりと何処かで過ごしたい。いつも仕事ばっかりでなかなか家族の相手が出来なかったから、たまにはどこかに連れて行ってあげたい。きっとそういう気持ちがあるのだと思います。
もちろん、それも大事なことですし、確かに気持ちもわかります。しかし、やはりお墓参りも疎かにしてはいけないのではないでしょうか?
なによりお盆休みというものがあるのも、そもそもお盆があるおかげ、ひいてはご先祖様のおかげとも言えないでしょうか。
このような川柳がありました。
「ご先祖の おかげ会社も 盆やすみ」
冗談のようですがまさしくその通りだと思います。
このお盆休みがあるのも、ご先祖さまのおかげ。だからこそまずはお墓参りが大事なのではないでしょうか。
忙しい現代を生きるから私達です。日々のなかでご先祖様のことを思うということはあまりないでしょう。だからこそ、お盆を通じてたまにはご先祖様に思い、お墓参りをされてはいかがでしょうか。